こんにちは、いのばです
今日、友人の引越しの手伝いに行って来たんです
友人と言っても本人のじゃなくて友人の奥さんの実家に荷物を取りに行ったんですね
んで 友人の話しだと大きなタンスが一つあって大変なのはそれだけだって話しだったんです
あとは細かいやつが有るだけだぁ〜ってそんなんだから楽勝モードで行ったんですが現場に着いてビックリ!
「きったね〜家・・・。」
いゃあね、別にゴミ屋敷って訳じゃないんです
なんか物凄く昔の家って言うか・・・。昔の家を悪く言う訳じゃないんですよ
それもそれで味があるって言うか、風格が有っていいじゃないですか
でもねこの家はなんか違うんです
湿ってるって言うか、薄汚いって言うか・・・
床なんか、歩くだけで靴下が茶色くなってしまうんじゃないかって感じなんです
真面目に「土足でもいいですか?」って聞こうと思いましたもん
まぁでも私も一応30歳超の大人ですから我慢しましたよ
んで 荷物を運び出すのにどの荷物が奥さんのなのかわからないので友人の義父であるジイさんに
「この荷物もそうでしたっけ?」てきいたんですね
そしたら帰って来た答えが
「そしゃ〇$★&%△ぱくらきだぽえだホー」
はい?
「そしゃ〇$★&%△ぱくらきだぽえだホー」
このジジイ喧嘩売ってる?
とにかく著しいナマリと歯が無い為の圧縮漏れで 何を言ってるのかサッパリなんです
でも友人は、大体は理解しているようで私に指示してくれました
私も聞いてるうちに何となく理解出来るようになってきたのでそれに従いせっせと荷物を運んで行きました
でもね途中で気付いたんです
おいジジイ、お前ここぞとばかりにいらねー粗大ごみまで持って行かせようとしてねーか?
だってね
「きょの掃除機も〇〇子のなんじゃホ、持ってってくろらひょ んだどもこの掃除機全然吸い込まなんだけんどもひゃ〜しゃしゃしゃしゃ〜」
しゃしゃしゃ〜 じゃねーっすよ
お宅の娘さんは吸い込まない掃除機で掃除するイカレポンチですか?
そんなゴミまで積まされてるもんだからレンタルした2トン車じゃヤバくなってきたんです
そしたら今度は
「2トンなんかしゃムリだぁ〜何で4トンでこねんだがなぁそんなで何回も来るんだぎゃ運び専門の業者雇った方が安いっぺさホー」
おい死にぞこない お前がゴミさえ積ませなきゃ楽勝なんだよ!それにこんな妖怪屋敷にゃ何回も来る気なんてないわい!
違う運び専門の業者を雇ってお前をあの世まで運んでやろうか?
とにかくプロのトラック乗りの意地とプライドにかけて何とか積みましたよ
最初は無理だって言ってたジジイもそれを見て
「さすがトラック乗りじゃの〜」
と 手の平返したように言いはじめ
何だか知らないけどそこから免許の話しが始まり
「わしゃボイラーの免許とかクレーンとか玉掛けとか持っとるんよ、わしらの頃は一日で取れたんじゃよんでな・・・。」
聞いてねーよ老いぼれ
あんたの免許所得武勇伝聞いてる暇があったら一刻も早くここから撤収したいんだよ
とにかく 荷物も片付いたしあとは帰るだけなんですけどねこのジジイには何か御礼をしてやらねばと思いまして
トイレを借りて
大きい方を流さないでたんまり置いてきて差し上げました
冥土の土産だ、取っとけ。
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